参考文献 リスク・コミュニケーション

■化学物質のリスクコミュニケーションおよびリスクマネジメント関連

*リスクとつきあう:危険な時代のコミュニケーション
吉川肇子(きっかわ・としこ) (著)
有斐閣 (2000/03)
ISBN-13: 978-4641280304

*リスク・コミュニケーション:相互理解とよりよい意思決定をめざして
吉川肇子(きっかわ・としこ) (著)
福村出版 (1999/06)
ISBN-13: 978-4571250316

※双方ともリスクコミュニケーションの基礎文献。
福村出版のほうが理論書、有斐閣のほうが読みやすい。
吉川さんのバックグラウンドは社会心理学

*化学物質のリスクコミュニケーション手法ガイド
浦野 紘平 (著)
ぎょうせい (2001/09)
ISBN-13: 978-4324066416

※日本化学会のリスクコミュニケーション手法検討会(つのだもメンバーでした)の成果報告書。非常に具体的。リスクマネジメントの原則を示し、かつノウハウもあり。
浦野先生の専門は安全工学だが、自然科学者の行動の特徴や限界もよくわかってあれこれ解説している


■アメリカの状況

*環境リスク管理の新たな手法:リスク評価及びリスク管理に関する米国大統領・議会諮問委員会報告書 第1巻 (-)
リスク評価及びリスク管理に関する米国大統領議会諮問委員会, 佐藤 雄也, 山崎 邦彦
化学工業日報社 (1998/03)
ISBN-13: 978-4873262727

*リスクコミュニケーション:前進への提言
NRC、林 裕造 (翻訳), 関沢 純 (翻訳)
化学工業日報社 (1997/07)
ISBN-13: 978-4873262529

※両者ともアメリカの環境リスクに関する政策の基礎文書


■化学物質のリスクのさまざまな見方

*環境リスク学:不安の海の羅針盤
中西 準子 (著)
日本評論社 (2004/09)
ISBN-13: 978-4535584099
※この本は横浜国立大学の最終講義(自伝的な要素あり)、雑誌、ウエブサイトでの記事をまとめたものなのでとっかかりやすいし、著者の考えかたをつかみやすい

*リスク理論入門:どれだけ安全なら充分なのか
瀬尾 佳美 (著)
中央経済社 (2005/04)
ISBN-13: 978-4502250804
※化学物質に限らず幅広にリスク理論について解説している。

*リスクのモノサシ:安全・安心生活はありうるか
中谷内 一也(なかやち・かずや) (著)
日本放送出版協会 (2006/07)
ISBN-13: 978-4140910634
※中谷内さんも社会心理学者

*リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理
ダン・ガードナー
ダン・ガードナー (著)
田淵 健太 (翻訳)
早川書房 (2009/5/22)
ISBN-13: 978-4152090362
※著者はジャーナリスト。リスク、とくに科学技術のリスクを理性的に考えられないことを人類の進化から考えているところがおもしろかった


■予防原則、リスク評価関連

*レイト・レッスンズ:14の事例から学ぶ予防原則
欧州環境庁 (編集), 松崎 早苗 (翻訳), 安間 武 (翻訳), 水野 玲子 (翻訳), 山室 真澄 (翻訳)
七つ森書館 (2005/09)
ISBN-13: 978-4822805081
※予防原則に関する基本文献

*パンドラの毒:塩素と健康、そして環境の新戦略 (単行本)
ジョー・ソーントン (著), 井上 義雄 (翻訳)
東海大学出版会 (2004/06)
ISBN-13: 978-4486016304
※リスク評価についての批判書
ちょっと専門的

■その他

*リスク〈上〉:神々への反逆 (文庫)
*リスク〈下〉:神々への反逆 (文庫)
ピーター バーンスタイン (著), 青山 護 (翻訳)
日本経済新聞社 (2001/08)
ISBN-13: 978-4532190798 <上>
ISBN-13: 978-4532190804 <下>
※リスクの社会史。薀蓄がいっぱい

*危険社会:新しい近代への道
ウルリヒ ベック (著), 東 廉 (翻訳), 伊藤 美登里 (翻訳)
法政大学出版局 (1998/10)
ISBN-13: 978-4588006098
※現代は富の分配ではなくリスクの分配がなされているというリスク社会という言説の社会学の古典

*増補改訂版 リスク学事典
日本リスク研究学会 (編集)
阪急コミュニケーションズ; 増補改訂版版 (2006/7/7)
ISBN-13: 978-4484062112
※リスク(どちらかといえば科学的なものに限定)に関する事典

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(かくたさんのブログから書誌情報のみ追加)

*奪われし未来を取り戻せ:有害化学物質対策-NGOの提案
化学物質問題市民研究会編
リム出版新社(2000)

*リスク対リスク、
グラハム
昭和堂、1999

*リスクセンス
ロス
集英社、2001

*リスク眼力
小島正美
北斗出版、2005

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第二回 資料より
エコケミストリー研究会「化学物質と環境」増貢号No.107 (2011.5)
横浜国立大学浦野紘平さんの「リスクセンス」の視点
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by Focusonrisk | 2011-06-15 10:15 | 参考文献